
次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下「当社」)は、カレーの商品開発や卸、販売などを手がける株式会社ゴーゴーカレーグループ(本社:石川県金沢市、代表取締役:西畑 誠、以下「ゴーゴーカレー」)が、当社の店舗開発DXツール「DataLens店舗開発」を導入したことをお知らせします。
「DataLens店舗開発」は、クレジットカード決済データや人流データなどのオルタナティブデータと生成AIを用いて物件情報の収集・管理の効率化と物件選定の最適化を実現し、店舗開発者のデータドリブンな意思決定を助けるツールです。
ゴーゴーカレーは、 金沢カレーの専門店「ゴーゴーカレー」のチェーン展開をはじめ、カレーの商品開発や卸、販売など幅広い事業を手がけています。カレー店の店舗開発においては、従来、不動産業者から毎日届く大量の物件情報を担当者が手作業で整理していたため、好物件を選定し内見するまでのスピードに課題を感じていました。
「DataLens店舗開発」は、AI-OCRなどを活用して多様なフォーマットの物件情報を自動でデータ化し、これまで煩雑だった情報抽出の工程を大幅に効率化します。取り込んだすべての物件情報は地図上で可視化され、自社の既存店データや人流、決済といったオルタナティブデータと掛け合わせることで、出店候補地選定を精緻化できます。
「DataLens店舗開発」の導入により、ゴーゴーカレーは物件情報の整理にかかる時間と負担を大幅に削減し、作業効率を約3割向上。また、駅からの距離や坪数でソートできる機能を活用することで、物件選定の迅速化も実現しました。
<「DataLens店舗開発」物件情報画面イメージ>
「DataLens店舗開発」を触ってみてまず感じるのは、感覚的に操作できる使いやすさです。マニュアルを見なくとも、「こうかな?」と思ったように操作すれば、その通りに動くところがよいと思います。既に、本格的な物件選定に入るまでの時間を大幅に短縮できていますが、良い店舗物件をよりスピーディーに確保するため、今後は商圏分析や人流分析の機能も活用しながら業務効率化をさらに進めていきたいと考えています。
<導入事例インタビュー>
【株式会社ゴーゴーカレーグループ】
会社名 : 株式会社ゴーゴーカレーグループ
代表者 : 代表取締役 西畑 誠
設立 : 2003年12月
所在地 : 石川県金沢市沖町イ81番地1
公式サイト: https://gogocurry.com/
「DataLensHub」は、確度の高い潜在顧客や好条件の物件をいち早く発掘できる業界特化型SaaSシリーズです。インテントデータ(※)を含む複数の3rdパーティデータを活かして、商業リーシングや店舗開発など、業界特有の業務を支援します。3rdパーティデータだけでなく、顧客企業自身が持つ1stパーティデータを掛け合わせた分析も可能です。技術的には様々なデータおよびデータに基づいたロジック、生成AIを組み合わせながらも、「気がつけばデータを活用している」というシームレスな顧客体験を指向しており、通常業務にスムーズにデータ利活用を取り入れることができます。
※インテントデータ : ユーザーや企業が特定の製品やサービスに関心を示していることを示すデータのこと。ユーザーのオンライ ン行動や検索履歴、コンテンツの閲覧パターン、ソーシャルメディアでの発言などを分析することで得られる。
「DataLens店舗開発」
人流データや決済データなどの3rdパーティデータをベースとした商圏分析機能に当社の生成AI技術を組み合わせた店舗開発DXツールです。煩雑な情報管理と勘と経験に頼らざるを得なかった出店判断を抜本的に効率化し、店舗開発担当者の「大量の店舗物件情報の中から自社に最適な物件を効率的に見つけたい」という声に応えます。
「DataLens商業リーシング」
インテントデータ、開業データ、求人データ等の3rdパーティデータを活用してテナントの出店意向・傾向を抽出し、大型商業施設を運営する不動産ディベロッパーのリーシング営業を抜本的に効率化します。SaaSとしての提供のほか、3rdパーティデータに加えて不動産ディベロッパー自身が有する店舗やブランドの1stパーティデータを組み合わせ、専用のリーシング営業情報基盤を構築することも可能です。
「DataLens商圏分析」
飲食店やフィットネススタジオ等の店舗ビジネス事業者や不動産ディベロッパー向けの商圏分析サービスです。人流データや決済データ等の複数の3rdパーティデータを活用して商圏内の消費者ニーズの「今」を捉えます。
以 上