2025.10.29
プレスリリース

ファーストキッチン、ナウキャストの店舗開発DXツール「DataLens店舗開発」を導入し、「ウェンディーズ・ファーストキッチン」の新規出店戦略に活用

ファーストキッチン、ナウキャストの店舗開発DXツール「DataLens店舗開発」を導入し、「ウェンディーズ・ファーストキッチン」の新規出店戦略に活用

 次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下「当社」)は、ファストフードチェーンの経営およびフランチャイズ事業を展開するウェンディーズ・ジャパン株式会社およびファーストキッチン株式会社(いずれも本社:東京都新宿区、代表取締役社長:紫関 修、以下「ファーストキッチン」)が、当社の店舗開発DXツール「DataLens店舗開発」を導入し、「ウェンディーズ・ファーストキッチン」の新規出店戦略に活用することをお知らせします。

 「DataLens店舗開発」は、クレジットカード決済データや人流データなどのオルタナティブデータと生成AIを用いて物件情報の収集・管理の効率化と物件選定の最適化を実現し、店舗開発者のデータドリブンな意思決定を助けるツールです。

 ファーストキッチンでは従来、不動産会社などからメールで送られてくるPDFを含む様々な形式の物件資料から、店舗開発担当者が必要な情報を抜き出してExcelのシートに手動で入力し、物件評価を行っていました。この情報抽出作業に多大な工数を要しており、物件情報の受信から物件評価までのリードタイム短縮が課題となっていました。

 「DataLens店舗開発」は、AI-OCRなどを活用して多様なフォーマットの物件情報を自動でデータ化し、これまで煩雑だった情報抽出の工程を大幅に効率化します。取り込んだすべての物件情報は地図上で可視化され、自社の既存店データや人流、決済といったオルタナティブデータと掛け合わせることで、出店候補地選定を精緻化できます。

 「DataLens店舗開発」の導入により、ファーストキッチンの店舗開発担当者は情報抽出やデータ整理などの周辺業務から解放され、出店候補地の吟味により注力できるようになります。また、客観的なデータを判断材料として活用することで、新規出店戦略の高度化とスピード向上が期待できます。

<「DataLens店舗開発」人流分析画面イメージ>
「DataLens店舗開発」人流分析画面イメージ
<「DataLens店舗開発」クレジットカード分析画面イメージ>
「DataLens店舗開発」クレジットカード分析画面イメージ

■ファーストキッチン株式会社 店舗開発部 山本様からのコメント

 この度の「DataLens店舗開発」の導入により、開発メンバー全員に日々送られてくる大量の物件情報(メール)をシステムに転送するだけで、AIによる自動的な情報の可視化と物件管理の大幅な効率化を実現できました。また、人流データや決済データを活用して物件情報の抽出・評価を行うことで、出店検討(判断)をスピーディーに実施できるようになり、チャンスロスの防止にもつながっております。現在も日々システムの改良を重ねており、今後もさらに利便性の高い管理ツールとして活用できることを期待しております。

【ファーストキッチン株式会社】
 会社名  : ファーストキッチン株式会社
 代表者  : 代表取締役社長 紫関 修
 設立   : 1977年9月
 所在地  : 東京都新宿区西新宿4-5-6 西新宿IKビル2階
 公式サイト: https://wendys-firstkitchen.co.jp/

■「DataLensHub」シリーズについて

 「DataLensHub」は、確度の高い潜在顧客や好条件の物件をいち早く発掘できる業界特化型SaaSシリーズです。インテントデータ(※)を含む複数の3rdパーティデータを活かして、商業リーシングや店舗開発など、業界特有の業務を支援します。3rdパーティデータだけでなく、顧客企業自身が持つ1stパーティデータを掛け合わせた分析も可能です。技術的には様々なデータおよびデータに基づいたロジック、生成AIを組み合わせながらも、「気がつけばデータを活用している」というシームレスな顧客体験を指向しており、通常業務にスムーズにデータ利活用を取り入れることができます。
※インテントデータ : ユーザーや企業が特定の製品やサービスに関心を示していることを示すデータのこと。ユーザーのオンライン行動や検索履歴、コンテンツの閲覧パターン、ソーシャルメディアでの発言などを分析することで得られる。

「DataLens店舗開発」
 人流データや決済データなどの3rdパーティデータをベースとした商圏分析機能に当社の生成AI技術を組み合わせた店舗開発DXツールです。煩雑な情報管理と勘と経験に頼らざるを得なかった出店判断を抜本的に効率化し、店舗開発担当者の「大量の店舗物件情報の中から自社に最適な物件を効率的に見つけたい」という声に応えます。


「DataLens商業リーシング」
 インテントデータ、開業データ、求人データ等の3rdパーティデータを活用してテナントの出店意向・傾向を抽出し、大型商業施設を運営する不動産ディベロッパーのリーシング営業を抜本的に効率化します。SaaSとしての提供のほか、3rdパーティデータに加えて不動産ディベロッパー自身が有する店舗やブランドの1stパーティデータを組み合わせ、専用のリーシング営業情報基盤を構築することも可能です。

「DataLens商圏分析」
 飲食店やフィットネススタジオ等の店舗ビジネス事業者や不動産ディベロッパー向けの商圏分析サービスです。人流データや決済データ等の複数の3rdパーティデータを活用して商圏内の消費者ニーズの「今」を捉えます。

以 上

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