株式会社ナウキャスト
株式会社スマートプラスクレジット
次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下「ナウキャスト」)と株式会社スマートプラスクレジット(本社:東京都千代田区、代表取締役:大澤 和明、以下「スマートプラスクレジット」)は連携し、新規出店時の店舗開発から資金調達までを一気通貫で支援する店舗ビジネス事業者向けのソリューションを共同で提供します。
ナウキャストは、クレジットカード決済データや人流データなどのオルタナティブデータと生成AIを用いて店舗開発業務の効率化と最適化を実現し、データドリブンな意思決定を助けるツール「DataLens店舗開発」を提供しています。様々な業種でご利用いただく中で、小売業や美容業、飲食業などのお客様の一部から、新規出店時の初期費用の負担や商品仕入れに伴うキャッシュフローに関するご相談をいただいていました。
一方、スマートプラスクレジットの「BizGrowth(ビズグロース)」は、商品の仕入れや広告出稿などに関する支払いを分割で後払いできるサービスです。主にEC事業のお客様を中心にご利用いただいていますが、「BizGrowth」を活用して事業を拡大しているお客様の中には、新たに実店舗展開を検討しているものの、初期費用の重さが負担となり二の足を踏んでいるケースがありました。
そこでナウキャストとスマートプラスクレジットは、新規出店時の初期費用やキャッシュフローに課題を抱えるお客様を包括的に支援するため、共同でソリューションを提供することとしました。
店舗ビジネスを展開する事業者に対し、「DataLens店舗開発」と「BizGrowth」をワンパッケージにして提供します。本ソリューションでは、新規出店に係る内装工事費や設備費用についても「BizGrowth」の後払いサービスをご利用いただけます。
※「BizGrowth」のご利用には審査がございます。
今後、「DataLens店舗開発」に既存店舗の管理機能を追加し、新規出店だけでなく既存店舗も含めて支援できるソリューションとして展開していきます。また、「DataLens店舗開発」上の法人基本データや、各種オルタナティブデータをもとに算出した店舗売上予測値などを活用した与信モデルの構築も検討しています。
■「DataLens店舗開発」について
「DataLens店舗開発」は、クレジットカード決済データや人流データなどのオルタナティブデータと生成AIを用いて物件情報の収集・管理の効率化と物件選定の最適化を実現し、店舗開発者のデータドリブンな意思決定を助けるツールです。
◯提供機能
(1)AIによる物件情報(マイソク)の取り込み
メールに届いた物件情報をシームレスにAIで処理することにより手間なく情報を抽出・整理。
※マイソク…不動産用語で、物件の概要、間取り図、設備、交通アクセスなどをまとめた資料の通称。
(2)物件情報のクラウド管理
取り込んだ物件情報や物件の検討ステータスをクラウド・パイプラインで一元管理。
(3)オルタナティブデータを活用した物件スクリーニング
クレジットカードの決済データや人流データから物件周辺の商圏情報を把握し、効率的にスクリーニング。
(4)売上予測
既存店の売上データ、公的統計、クレジットカード決済データなどをもとに候補物件の売り上げを予測。
※分析に用いるデータには、氏名、生年月日等の個人を特定できる情報は一切含まず、また活用に際しては統計化した上で、個人情報に復元できないように加工したものを使用しています。
◯サービスサイトURL
https://lp.datalenshub.com/property
■「BizGrowth」について
「BizGrowth」は、商品の仕入れや広告出稿などに関する支払いを分割で後払いできる、スタートアップや中小企業のための新しいファイナンスサービスです。パートナー企業のプラットフォーム上のデータを活用することでスタートアップや中小企業の融資プロセスを効率化・最適化し、成長期にある事業者が自社のブランドを守りながら無理のないペースで成長に投資していくことを支援します。手数料率など詳しくは以下のサービスサイトをご覧ください。
◯サービスサイトURL
https://bizgrowth.smartplus-credit.com/installments/
以 上