2025.05.09
プレスリリース

求人ビックデータを活用した、地域別・職種別の賃金および求人動向の分析

~令和6年度厚生労働省委託事業「公開求人情報の収集・分析に関する調査研究事業」~



 次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下「ナウキャスト」)は、令和6年度厚生労働省委託事業「公開求人情報の収集・分析に関する調査研究事業」を受託し、株式会社フロッグ(本社:東京都千代田区、代表取締役:阪野 香子、以下「フロッグ」)が提供する求人ビッグデータを用いて地域別・職種別の賃金および求人動向を分析しました。

■背景

 人口減少による労働供給制約の中で、希望する労働者の円滑な労働移動を促進するためには、職業や地域ごとの求人情報を集約・提供し、求職者等の主体的なキャリア形成を促進していくことが必要です。厚生労働省では、ハローワークのデータに基づく有効求人倍率等を用いて雇用情勢の判断を行っていますが、近年、民間の人材サービスを用いた労働移動が拡大し、ハローワークだけでなく民間人材サービスのデータ分析の必要性が増しています。
 このような中、「三位一体の労働市場改革の指針」(令和5年5月16日 新しい資本主義実現会議)において、ハローワークや民間人材会社が保有する求人情報等を集約し、求職者等の主体的なキャリア形成に活用できる情報整備を行うことが目指されています。
 

■令和6年度厚生労働省委託事業「公開求人情報の収集・分析に関する調査研究事業」について

 本事業では、職種・地域を限定して求人情報の収集・分析を行い、課題の洗い出しを行うとともに、キャリアコンサルタントが活用できる情報としてどのようなものが考えられるか等の検討を行いました。その中でナウキャストは、フロッグが収集・クレンジングしたハローワークおよび民間5サイトの公開求人情報について、5職種および3都道府県を対象に求人件数および求人賃金(募集賃金の上限と下限の平均)を集計。さらに、正社員およびアルバイト・パートの求人件数と求人賃金の推移を分析し、ハローワークのデータや民間統計との比較検証を実施しました。
 詳細は、厚生労働省の報告書をご確認ください。
 


 
 ナウキャストは、今後も求人ビックデータを活用し、賃金・求人動向の把握を支援してまいります。

以上

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