次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下「ナウキャスト」)は、消費者庁の賃金上昇と物価上昇に関する啓発コンテンツの企画・制作を支援し(※)、本日すべての動画が公開されたことをお知らせします。
※ 消費者庁がデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に委託した「物価に関する消費者へのリスクコミュニケーションに係る啓発コンテンツの企画・制作及び海外調査・分析業務」。ナウキャストは再委託を受けて参画。
「賃金上昇と物価上昇の関係について」(消費者庁公式YouTubeチャンネル)
https://youtube.com/playlist?list=PL9Br0Jbq_l2B9bOXLWPALAc6PbvodfSjG&si=SRl46qcl0rSf2Py1
■消費者庁によるコンテンツ制作の狙い
新型コロナウイルスの感染拡大によりモノやサービスの提供が滞ったことや、 ロシアのウクライナ侵略により日本が輸入するモノの国際的な相場が大きく上昇したことなどにより、1990年代以降停滞していた物価の上昇が見られています。日本政府は、「賃金と物価の好循環」に向けて様々な施策を実施していますが、消費者庁は、付加価値やコストを適切に価格に転嫁できる環境が必要であり、そのためには賃金上昇と物価上昇との関係について消費者の皆様のご理解が不可欠と考え、本コンテンツ制作に取り組みました。
賃金と物価の好循環
■ナウキャストの支援について
ナウキャストはPOSデータをもとにした物価指数「東大日次物価指数」を開発・事業化しており、Finatextグループとしても消費者の金融リテラシーを高めるサービスやコンテンツを企画・制作してきました。今回の制作支援にあたっては、こうした活動から得た知見を生かし、「東大日次物価指数」の開発者であり『物価とは何か』『世界インフレの謎』といった著作もあるナウキャスト創業者・技術顧問の渡辺によるアドバイスのもと、小中学生にもわかりやすく親しみやすいデジタルコンテンツを目指しました。本コンテンツが消費者の皆様の物価上昇に対する疑問を解消し、物価や賃金の仕組みについて理解を深めることにつながることを願っています。
消費者庁の啓発コンテンツ「物価上昇!どうする?」オープニング画面
■コンテンツ概要
本コンテンツは6本のアニメーション動画で構成されています。物価や経済に詳しい探偵が、カラフルなイラストやシンプルなグラフを使って2人の高校生の素朴な疑問に答えていく内容となっています。
◯エピソードタイトル
・教えて探偵さん 物価上昇!どうする?
・もっと教えて探偵さん① 物の値段はどうやって決まる?
・もっと教えて探偵さん② 物価が上がらないのはなぜ良くないの?
・もっと教えて探偵さん③ 日本の物価・賃金、世界と比べてここが変!
・もっと教えて探偵さん④ 物価はなんで上がらないの?
・もっと教えて探偵さん⑤ 物価をウォッチしよう!
◯視聴方法
動画は消費者庁公式YouTubeチャンネルで公開しており、以下の再生リストからご視聴いただけます。
「賃金上昇と物価上昇の関係について」(消費者庁公式YouTubeチャンネル)
https://youtube.com/playlist?list=PL9Br0Jbq_l2B9bOXLWPALAc6PbvodfSjG&si=SRl46qcl0rSf2Py1
【参考情報】
・消費者庁 物価対策
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_partnerships/price_measures/
・消費者庁 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@caa3258