2021.08.05
プレスリリース

ナウキャスト、ビックデータ分析の前処理工程をワンストップで支援するソリューション「DataPrep(データプレップ)」を提供開始

~企業が保有するデータをビジネスとして活用可能な状態に。データ流通社会のボトルネックを解消~

株式会社Finatextホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:林 良太)の子会社で、ビッグデータ解析事業を行う株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下 ナウキャスト)は、 企業が保有するビックデータをビジネスに利活用できる状態にするためのID統合、名寄せ、匿名加工化、マスタリング、クレンジング等の前処理工程をワンストップでサポートするソリューション「DataPrep(データプレップ)」の提供を、本日8月5日(木)から開始します。

データ利活用は、企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上で欠かせないものとなっています。
データ分析の前に行うID統合、名寄せ、匿名加工化、マスタリング、クレンジング等の工程は「前処理」と呼ばれ、「データ利活用は前処理が8割」と言われるほど重要な工程です。しかし、データを保有する企業が自力で行うには負担が大きく、活用価値のあるデータを保有していても前処理が行えないために簡単な集計や加工、統計処理に課題を抱える企業も多いのが現状です。
ビッグデータ解析事業を展開する当社にも、「個品(JANコード)レベルのデータは存在するが、商品ブランドに紐付いておらず、マーケティングに活用できない」「保有するデータをオルタナティブデータとして金融機関に提供したいが、データに銘柄コードが付与できていない」「顧客企業のCRMを推進したいが、顧客IDが社内で統合できていない」といった企業の声が寄せられていました。

当社は「DataPrep」の提供を通して企業のデータ利活用を促進し、データ流通社会の実現に貢献します。

■「DataPrep(データプレップ)」について


◯特徴

  1. 多様なデータを保有するパートナー企業とオルタナティブデータビジネスを推進してきた実績と技術をもとに、データ利活用のビジネス上の目的および必要とされる分析工程を踏まえた上で、前処理を実施します。
  2. 手作業のみで行われることの多いマスタリングに機械学習をはじめとする自動処理プロセスを導入し、データオペレーターによる手作業と組み合わせることにより、効率性と精度の両方を担保しています。


◯対応可能データ
POSデータ、クレジットカードデータ、位置情報データ
※その他のデータについても応相談。

◯提供料金
個別見積

■導入事例

KDDI株式会社が提供する位置情報ビッグデータを活用した統計人口データサービス「KDDI Location Data」の「指定区域来訪データ」のデータクレンジングに、当社の「DataPrep」をご活用いただいています。詳細はこちら( https://nowcast.co.jp/news/20210805-2/ )をご確認ください。

■サービスに関するお問い合わせ

株式会社ナウキャスト 担当:中澤 Tel: 03-6272-5550 Mail: info@nowcast.co.jp

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