2018.01.10
プレスリリース

CCCマーケティングとナウキャスト、 金融領域のビッグデータ解析で協業を開始

報道機関各位

2018年1月10日

CCCマーケティング株式会社

株式会社ナウキャスト


CCCマーケティングとナウキャスト、 金融領域のビッグデータ解析で協業を開始
関与売上7兆円超の購買データをもとにした金融向け情報サービスを共同開発



CCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北村和彦、以下「CCCマーケティング」)と株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:林良太、以下「ナウキャスト」)は、このたび、金融領域のビッグデータ解析で協業を開始することをお知らせ致します。

今回の協業は、CCCマーケティングが有する6,500万人の会員基盤、国内の民間消費支出の約2%にあたる7兆円超の購買データと、ナウキャストが有するビッグデータ解析のノウハウおよび金融経済領域の知見を連携した、新たな金融向け情報サービスの開発です。

金融向け情報サービスの第一弾として、CCCマーケティングとナウキャストは、購買データに基づく、上場企業の売上高のトレンド予測サービスを、本年4月をめどに展開いたします。本サービスは、Tカードの購買データとナウキャストの有する機械学習モデルを活用し、上場企業の売上高のトレンドを予測、指標化するものです。対象企業※は、トイレタリーメーカーや光学機器メーカー等を予定し、研究開発の進捗とともに順次対象企業を拡大してまいります。

現在の金融マーケットでは、技術革新に基づく新たな運用手法を開発しようと、多くの投資家がビッグデータ、中でも消費者購買に関するデータの活用方法を模索しています。こうした流れは、技術革新の更なる進展や、欧州発の金融規制である「Mifid2」を追い風として、今後ますます勢いが増すことが想定されます。今回の取組みはそうした資産運用業界としてのビッグデータドリブンの情報に対するニーズの高まり、そして金融市場における情報の透明化に対して一つの道筋をつけることを目指しています。

ナウキャストとCCCマーケティングは本取り組みを皮切りに、物価指数や消費指数の開発など、金融領域のビッグデータ解析の分野で幅広く協業を深化させてまいります。

※対象企業にTポイントアライアンス企業は含みません。

◆CCCマーケティング株式会社について
企業や生活者のさまざまな課題やニーズに沿ったご提案ができるよう、CCCマーケティングが有するライフスタイル・データとノウハウを組み合わせ、世の中に向けて、新たな価値提供を行っています。
CCCマーケティング株式会社の企業サイトはこちら 

◆株式会社ナウキャストについて
ナウキャストは「経済の“今”を知る」ことが出来る世界の実現を目指し、ビッグデータ解析により、消費者物価指数を始めとする経済統計のリアルタイム化、企業の経営戦略の見える化を行う東京大学発Fintechベンチャー企業。東京大学経済学研究科渡辺努研究室における『東大日次物価指数(現:日経CPINow)』プロジェクトを前身として2015年2月に設立されました。現在リアルタイム情報サービスを幅広く展開し、国内外250社以上の金融機関、シンクタンク、政府、政府系金融機関、海外ヘッジファンド等の資産運用、経済調査業務を支援しております。





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