2025.11.11

【DataLens店舗開発】AIによる物件情報の自動整理とデータに基づいた客観的な評価軸で新規出店を加速(FiT様)

Fitロゴ

お客様情報

企業名:株式会社FiT
業種 :フィットネスジム
担当者:森裕輔
URL :https://fitinc.jp/

事例サマリー

概要:
フィットネス業界で多店舗展開を目指す企業では、新規出店の成否が事業の成長を大きく左右する。フィットネスジム「LifeFit」を運営する株式会社FiTでは、物件開発担当者が、不動産会社から毎日届く多数の物件情報に加えて様々なサイトから物件情報収集をしており、その整理と管理に膨大な時間が割かれていた。また、物件の評価基準が属人化しているため、担当者が見送った物件情報が実は有望な物件だった可能性もあり、機会損失のリスクがあった。そのような状況の中で「DataLens店舗開発」を導入し、AIによる物件情報の自動整理と、データに基づいた客観的な評価軸を確立したことで、はるかに効率的かつ精度の高い出店戦略の立案が可能になった。

導入前の課題:
店舗開発の物件情報や交渉ステータスなどが属人化されており、情報共有が十分にできていなかった。

導入後の成果:
物件情報の手入力作業の工数削減、物件情報の一元管理がスピーディにできるようになり、フランチャイジー様に情報共有・物件提案するまでのスピードが向上。2024年末時点で90店舗だった「LifeFit」の店舗数を、「DataLens店舗開発」導入後の2025年10月末には既存体制を変更することなく202店舗まで拡大した。


【導入前の課題】物件情報の収集・整理に日々忙殺。属人的な物件評価から脱却できず、機会の損失も

――「DataLens店舗開発」を導入する前は、店舗開発業務においてどのような課題をお持ちでしたか?

物件情報の収集と整理に膨大な時間と手間がかかっていました。不動産仲介会社から届くメールの確認、物件情報サイトからの空き物件情報の収集、そしてそれらの情報を整理して手入力をする作業は1日以上かかることも。さらに、それらを精査・管理する作業にも追われ、有望な情報を見逃してしまうこともありました。また、収集した物件情報やアクションを他の店舗開発メンバーとリアルタイムに共有することもできていなかったので、重複したサイトを見て物件情報を収集するなどの無駄な動きをしていることもありました。

――数あるサービスの中で、「DataLens店舗開発」を選んでいただいた決め手は何でしたか?

AIによる物件情報の自動取り込み機能と物件のパイプ管理機能です。多大な時間がかかっていた、様々なフォーマットで届く物件情報を手動でリスト化する作業がなくなり、物件情報をメンバー間で即時に共有できる点が、何よりも魅力的でした。こういった機能を提供している他社サービスはこれまでになく、すぐに導入を進めました。

 

【導入後の成果】 物件管理機能はもちろん、商圏分析まで1つのツールで

――現在、「DataLens店舗開発」をどのように活用されていますか?

各不動産会社から届く物件紹介メールは、すべて「DataLens店舗開発」の専用アドレスに自動転送されるように設定しています。以前は手作業でPDFを開いてスプレッドシートに転記していましたが、AIが自動で情報を読み取り、物件名や賃料、面積などをデータ化してリストに加えてくれるので、私たちはそのリストを確認するだけで済みます。さらに条件を指定することにより一次フィルタリングもできるので、収集だけでなく選定の部分でも効率化が進みました。

――導入によって、具体的にどのような効果がありましたか?

業務効率が劇的に改善されました。以前は、大量の物件情報を手作業で整理・管理するのに多くの時間を費やしていましたが、AIによる自動取り込みのおかげで、その作業負担が大幅に減少しました。これにより、担当者は単純作業から解放され、より戦略的な分析業務に集中できるようになりました。さらに、物件収集作業の重複もなくなりました。「LifeFit」は、2024年末時点の90店舗から「DataLens店舗開発」導入後の2025年10月末には202店舗まで拡大しているのですが、これを既存体制を変更することなく達成できています。

また、元々は物件管理・共有ツールとして導入しましたが、商圏分析に活用できるデータが増えたことで、これまで別ツールで行っていた商圏分析を「DataLens店舗開発」で代替できるようになりました。

<「DataLens店舗開発」物件情報画面イメージ>

「DataLens店舗開発」物件情報画面イメージ

 

ナウキャストの開発力に期待

――今後、「DataLens店舗開発」をどのように活用していきたいですか?

今、社内では店舗開発の支援ツールが増えてきているという課題があります。物件収集は「DataLens店舗開発」を使用し、商圏分析ツールは別のもの、フランチャイジー様の顧客管理はまた別のツール、といったようにツールを行き来する状態になっています。「DataLens店舗開発」は、先ほど述べたように商圏分析を代替できるようになってきていますし、顧客管理の機能拡充も進めていただいています。導入当初から「もっとこんなことができないか?」というフィードバックをたくさんしていますが、ナウキャストさんはそれらを1つ1つ聞いて早急にプロダクトに反映してくれていて、開発力がかなり高いと感じています。今後も機能拡充を続けていただき、プロダクトとして発展することを期待しています。


「DataLens店舗開発」(特許出願中)は、クレジットカード決済データや人流データなどのオルタナティブデータと生成AIを用いて物件情報の収集・管理の効率化と物件選定の最適化を実現し、店舗開発者のデータドリブンな意思決定を助けるツールです。

貴社の課題に応じて柔軟に対応いたします

詳しい事業内容や実績をまとめた
PDF資料をご請求いただけます
資料請求
icon
お見積り依頼、ご相談は以下の
フォームからお問い合わせください
お問い合わせ
icon

グループ会社